女性の応用情報技術者の取得は就職に有利か

応用情報技術者の資格とは、ITエンジニアとして応用的な知識や技能を有することを証明する国家資格である。この資格は受験資格などがなく誰でも受験できるので、興味があればすぐにでも申し込むことができる。

試験は午前のマークシート試験と午後の記述式の試験に分かれ、それぞれ150分の試験となる。この試験は、主に基本情報技術者試験の合格者が目指す試験となっており、この試験に合格すると次に高度情報処理技術者試験という、より専門的な知識を問う試験がある。情報システム会社に勤める場合、この資格の合格を推奨されていることがある為、これから情報システム会社に勤めようとする場合には持っておくとよいだろう。

この試験は午前・午後の試験でそれぞれ60%以上を取れば合格となるが、問われる知識は専門的なものが多い。すでに情報系の仕事に就いている場合、学習時間を作り出すことが大変だと思うが継続して学習する工夫がどれだけできるかが合格のポイントとなるだろう。受験者は男性が多く女性は少ない試験とされている。しかし、情報系の仕事には専門の知識が不可欠であり、企業によっては資格取得を支援する制度や、取得が義務付けされていることもあるので、女性でも持っておいて損はない。

この資格を取得することが就職に有利になるとは言い切れないが、出題される問題が仕事で役立つ知識であることは間違いない。この資格に合格するだけの知識を持っているかいないかでは、やはり持っている方が仕事に有利になるだろう。